川原圭斎窯(かわはらけいさいがま)
宮島の神聖な砂を混ぜて焼き上げる
変化に富んだ釉薬の宮島御砂焼
天明・寛政の頃、厳島神社の「御砂」を使って大祭用の祭器を作ったのに始まると言われる御砂焼。文政の時代に浅野斉賢公が「御砂」を混じえて茶器類を焼かせたのが宮島焼の端緒と言われ、宮島の名とともにその真価を認められてきた。
窯元の川原浩二さんは灰釉を主体とした堅実な作風で様々な作品を作る傍ら、体験や陶芸教室なども多数行っている。ギャラリー圭斎窯はオープンして今年で10年目。和の風情溢れる雰囲気の中に多数の作品が並ぶ。香炉に入れられたお香も良い香りを放ち、ゆったりとくつろいだ気分にさせてくれる。また、小上がりの茶室も併設されており、抹茶を頂きながら、現当主圭ニさんの作陶風景も見られるのが魅力。
体験所要時間 絵付け1時間、手びねり2〜3時間
所在地 |
廿日市市宮島口1-7-9 |
TEL |
0829-56-0038 |
受付時間 |
10:00〜12:00、13:00〜15:00(要予約) |
休館日 |
火・金〜日曜 |
利用方法 |
電話にて3週間前までに予約
大人 5,000円 高校生・大学生 4,000円
中学生 3,000円 |
駐車場 |
なし |
アクセス |
JR宮島口駅より徒歩5分 |
窯元による丁寧な指導のもと陶芸体験
作陶体験では、手動ろくろの上で粘土を形作っていく。窯元の川原浩二さんが、作り方の紙を示しながら、丁寧に指導してくれるので、コツを聞きながら作っていこう。1回でおよそ茶碗3個分を作れるという。使う粘土は東広島市西条町でとれたもの。赤褐色のものと灰色を帯びたものから選べ、仕上がりの色も違う。
作った作品は体験工房の1階にある、電気の窯で焼き上げられる。ここには2つの窯があり、交互に使用されている。湯呑みなどは形作られたあと、カンナで削って底が作られ、その後十分に乾かしてから素焼きされる。その後、釉薬をかけてさらに本焼きされるので、全ての工程を通すと約1ヶ月ほどかかる運びとなっている。
居食茶房わたや・茶屋わたや
瀬戸内海の黒鯛を使った「瀬戸の黒鯛飯」が名物
宮島口フェリー桟橋となり、大きな水車が目印のお洒落な和食処。黒鯛・かき・あさりの地元特産を使った「瀬戸の黒鯛飯御前」がオススメ。「宮島三女神物語」として開発された新メニューです。宮島にお越しの際にはぜひご賞味下さい。
パドルパーク
宮島観光をいつもと違う視点で楽しめる
県内唯一のカヤック・カヌー用品専門店。初心者から上級者まで、シーカヤックの魅力を伝授する半日〜1日の8タイプのスクールを開校。経験豊富なインストラクターが、分かりやすく説明してくれる。カヌーで川下りや日本海でカヤックサーフィンなど、様々なイベントも開催。
宮浜グランドホテル
地元瀬戸内海の食材を中心としたこだわりメニュー
次の間つきの広いお部屋、和室、洋室、和洋室を設えた味自慢・風呂自慢の湯宿です。夕食は旬味・旬菜をお部屋で。肌にやさしいまろやかな湯が溢れる温泉大浴場からは、宮島と大野瀬戸の眺望を。宮島・岩国・広島の観光ルートにも至便。