極楽寺(ごくらくじ)
標高693m極楽寺山山頂!瀬戸内海の絶景を見下ろす山寺
天平3年(731)に僧行基が開山し、聖武天皇が建立したとされる由緒ある古寺。標高693mの極楽寺山山頂付近にあり、ふもとから境内までの参道は中国自然遊歩道として整備。道中は樹齢500年以上のモミの原生林に包まれ、まさに霊山の様相を呈している。参道から境内へ至る途中には、願いを一つだけ念じる一願堂が。境内には、毛利元就によって再興された本堂を中心に阿弥陀堂、鐘楼、展望台がある。阿弥陀堂には国内最大規模の木像、阿弥陀如来大仏が鎮座。境内からは廿日市市内中心部や瀬戸内海に浮かぶ島々、陽光きらめく海を一望できる絶景が広がる。ここから歩いて10分のところには、やまたの大蛇が棲んでいたという伝説が残る蛇の池もある。
体験所要時間60分
所在地 |
廿日市市原2180 |
TEL |
0829-39-0008 |
拝観時間 |
9:00〜閉門17:30(冬季は17:00閉門) |
利用方法 |
随時 |
駐車場 |
約100台 |
アクセス |
国道2号線上平良交差点を極楽寺方面へ約30分 |
8m高!木像大仏と美しい池に心洗われる場所
9年の歳月をかけて造られた寄せ木造りの阿弥陀如来大仏は、台座を含めた高さ8m、横幅5.5m、重さ2.5トン。頭だけで500kgという巨体のため、台座はコンクリートで補強。線香の香りに包まれた阿弥陀堂内で、その慈悲深いたたずまいに自然と手を合わせたくなる。
いち押し! 睡蓮(すいれん)の花開く6〜8月!
周囲をモミの原生林に囲まれ、鯉も泳ぐ蛇の池。豊かな自然を求めて野鳥も集まってくる。6〜8月には睡蓮の花が開き見頃を迎えて、いっそう美しさを増す。秋には大人も夢中になりそうなドングリ拾いができるなど、季節折々の楽しみもいっぱい。池の周りをゆっくりと散策するのもいい。
旬菜 蔵
こだわりの料理を独特の空間「蔵」で
地元の大工職人の手により再生された、築130年の蔵で味わう旬の懐石は格別。他にも全5室の座敷は店主こだわりの和みの空間となっている。「環境」を意識した旬の食材で日本の情緒を静かに体感できる。電源として太陽光発電を取り入れている。
洞雲寺
戦国武将“陶晴賢"の墓などロマンあふれる歴史スポット
境内左手奥には戦国武将“陶晴賢"などの墓があり、静かな中にも歴史ロマンが漂う。県や市の重要文化財をはじめ、古寺ならではの寺宝も多数収蔵。本堂の脇には「金岡水」なる湧水も。春には参道の桜が美しく、秋は境内の鮮やかな紅葉をぶらり散策に訪れるのもいい。
アルカディア・ビレッジ
7種類の風呂を四季折々の風景を眺めながら楽しめる
田園風景に囲まれた、極楽寺山のふもとにある温泉施設。露天風呂や打たせ湯、サウナなど、7種類の風呂を四季折々の風景を眺めながら楽しめる。地元食材を堪能できるお食事処やくつろぎの宿泊施設をはじめ、体育館、研修室といった集いのスペースも充実している。